テクニカルコラムCO2ヒートポンプ熱源デシカント除湿機

CO2ヒートポンプ熱源デシカント除湿機は、再生熱源にCO2ヒートポンプを採用することで安全に低露点環境の世界を実現します。また、従来の電気ヒータ再生方式のデシカント除湿機より、エネルギー消費量を28%削減しました。

低温施設での湿度の問題

一般に室温が5℃以下の「低温施設」には、ボイラーなどの温熱源はなく、デシカント再生に蒸気や温水が利用できません。電気ヒータでは火災などの危険性があり夜間の無人運転に難があります。
一般的に空気の温度が低下すれば相対湿度は上昇し、露点温度に近づきます。その空気条件下では僅かな温度変化においても結露が生じやすく、低温施設ではこの「結露」が諸問題を引き起こす原因となります。

CO2ヒートポンプ熱源デシカント除湿機

再生熱源に温暖化係数が低い自然冷媒(CO2)を利用し、熱源とデシカント除湿機を一体化したパッケージユニット。デシカント再生にボイラーや電気ヒータを使用しないので、夜間の無人運転も安心して行えます。
本体を設置後に1次電源を接続し、ダクト施工を行うだけで、低温の乾燥した空気を供給することが可能です。
本ユニットは、産業用冷凍機の(株)前川製作所と業務用空調機の新晃工業(株)との、共同開発品になります。

機器構成

導入のメリット

  • 低温環境下(-5℃~5℃)で結露のない世界を実現可能にします。
  • 従来の電気ヒータ再生方式のデシカント除湿機より、エネルギー消費量を28%削減可能にします。

 

  • 再生熱源にヒートポンプを採用することで、従来外部熱源より供給が必要であったアフタークーラの冷熱源も確保可能です。
  • ハニカムローターに空気中の湿分を吸着させて除湿する方式のため、低温でもしっかり除湿が可能です。
  • 低温環境下でも乾燥が可能なため、カビや錆の発生を抑制します。
  • パッケージ化されており、施工費を削減、工期短縮を可能にします。

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