サステナビリティ-環境保全-

地球環境・地域環境保全活動を事業経営の最重要課題として位置づけ、積極的に推進していきます。

ISOへの取り組み

 お客様に満足いただける高品質な製品を提供することと地球環境との共生を両立していくことは、いまや企業に課せられた責務です。当社は環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を2006年、品質保証の国際規格ISO9001を1998年に取得しており、環境性能と高品質を両立した製品づくりを行っています。

環境方針の要旨

基本理念

 当社は、「地球資源が有限であることを認識し、環境汚染の予防に永続的に配慮していく」ことを重要経営課題のひとつとして捉える。そして、事業活動【空気調和機器・暖房用機器・空気清浄機器の設計・製造・販売】と地球環境の調和を目指して全社員が環境問題に積極的に取り組む。この取り組みを継続的に改善して社会の発展に貢献し、環境保全に配慮した事業活動を展開する。

環境方針
  1. 事業活動において生じる環境への負荷を抑制するために、環境マネジメントシステムを構築・運用・維持し、継続的改善を図る。
  2. 環境保全活動を適正に実施するために、環境に関連する法令、条例および当グループが同意する業界基準、地域住民協定、顧客の特記仕様等の要求事項を順守する。
  3. ESGへの取り組みは企業の持続的成長に不可欠なものであるとの認識を持ち、またSDGsの達成に貢献できるよう、事業活動や社会貢献活動を通じて、社会課題の解決に取り組んでいく。
  4. 社員一人一人が、環境保全活動の重要性を自覚し、社員全員で組織化して技術的・経済的に可能な範囲で継続的に取り組み、常に意識と知識の向上に努める。下記の課題に取り組み、環境保全活動を実施する。また、協力会社および供給者に対しても理解と協力を求める。①資源の有効利用 ②地球温暖化の抑止 ③環境負荷の軽減
  5. この環境方針は文書化し、組織で働くまたは組織のために働くすべての人に周知すると共に、当グループのホームページにて公表する。

品質方針

省エネ・環境対策を目指したものづくり

 業務用空調機のリーディングカンパニーである当社は、環境問題に対して積極的な取り組みを行なっています。
いま空調機メー力ーは、どういう姿勢に立つべきなのか。環境をどのように考えなくてはならないのか。まず最初にやらなくてはならないことは何なのか。さまざまな試みを当社は重ねてきました。

SINKO AIR DESIGN STUDIO

新社屋「SINKO AIR DESIGN STUDIO」では、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)では5つ星評価を、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)ではSランク評価を獲得いたしました。

※BELS…建築物の省エネルギー性能等に関する評価・表示を行う第三者認証制度
※CASBEE…建築物の環境性能で評価し格付けする手法。省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するシステム。

また、屋上に太陽光パネルを設置し、館内の使用電力の一部を温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーを利用した電力でまかなっております。

快適執務環境と地球環境負荷軽減を両立するecoなオフィスです。

UVCランプ搭載ファンコイルユニットをリリース(特許出願中)

空調機器内へUVCランプを搭載し、空気中に潜む細菌やウィルスを除去する空気除菌システム「健康空調®」シリーズに新しいラインアップとしてUVCランプ搭載ファンコイルユニットをリリースしました。既設品に対しても機器本体への大掛かりな工事は必要無く、天井パネルの交換と簡単な接続工事だけで容易にUVC搭載機器へグレードアップ出来ます。
「健康空調®」は病院やオフィス、商業施設、公共機関など、不特定多数の人々が行き交う場所での感染症防止対策に貢献します。

室外機一体型ヒートポンプ空調機「オクージオ®」をモデルチェンジ

室内機と室外機、冷媒配管の全てがオールインワンになったヒートポンプ空調機「オクージオ®」をモデルチェンジしました。従来機よりさらにスリム化し、設置床面積の18%縮小と、29%の軽量化を実現しました。地球温暖化を促進するフロン追加充填の必要がない、環境に配慮した製品です。